りぬざうとTiPOLINK(2006.05.18)
たちゃなさんがで公開されている「TiPOWARE Version 0.12」を使ってりぬざう(SL−C860)とTiPO間で赤外線を用いてファイル交換をしてみました。

1)りぬざうに開発環境導入
の「dev-img.bin パッケージ化群」から必要なパッケージを導入(QT開発用のものとかは割愛)

2)コンパイル
・上記TiPOWAREのソースを適当なところに展開
・Makefileの「CC = c++」を「CC = cc」に変更
・tipoware.hを赤外線を使えるように「#define DEVICE "/dev/ircomm"」に変更
・tipo.ccのタイムアウト時間を「sio.settimeout(20000)」に変更
・あとはmake,make installでOK

3)結構タイミングがシビアでコネクトするのにコツが要ります
・まずりぬざう側のホームの設定タブにある「赤外線受信」で「開始」ボタンを押すか、コマンドラインから「sh /etc/rc.d/init.d/irda start」をして赤外線ポートを開きます。
・TiPOLINKのポート設定を「赤外線」に設定します。
・まず先にりぬざう側で「twrecv hogehoge.txt」等のコマンドを実行します。
・TiPO側でTiPOLINKを起動します。

4)課題
1回のやり取りごとにTiPO側の赤外線ポートを初期化する必要があります。おそらく終了処理がうまくいっていないのだと思うのですが、それを修正する技量はありません^^;;;

りぬざうで受信したメールやTiPOに送ったり、比較的長文を入力する必要がある際には、りぬざうでさっと入力してTiPOに送ったりとけっこう便利に使えています^^。
たちゃなさん、素晴らしいソフトをありがとうございます。

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