超漢字上でのホームページの更新作業を目指して、超漢字ウェブコンバータを購入したのですが、他の環境への実身・仮身データのコンバータとして便利に使っています。とりあえず以下の変換手順をとっているのですが、もしもっと良い方法をご存知の方は教えてくださ〜い。
(1)[変換対象]の設定
通常通り、コンバート対象の仮身をはりつけます。
(2)[転送先設定]の設定
とくに不要です。
(3)[変換設定のファイル名タブ]の設定
●ファイル名生成方法…BTRON上で同名の英数字の実身名があるとデータが上
書きされてしまうため、「すべて自動生成」を選択
●対象実身深さ…変換ファイル数が1,000を超えないように調整します。FTPに
アップロードする場合は特に問題はありませんが、後述するようにウェブコンバー
タを仮身一覧で開いたときにキャビネット内の仮身数1000個までという制限を考
慮しないといけないためです。

(4)[変換設定の仮身タブ]の設定
●仮身の扱い…仮身画像を使うと変換ファイル数が大幅に増えてしまい上記キャ
ビネット内仮身数の制限に触れるため、すべて仮身画像は使わずに実身名を選択し
ます。
(5)HTML変換
通常通りHTML変換を実行し、一旦ウィンドウを閉じます。
(6)データを仮身一覧で開く
変換したウェブコンバータの仮身を右クリックして「実行」−「仮身一覧」を選択しま
す。すると、下の図のように「変換ファイル一覧」というキャビネットがありますの
で、さらに開きます。

(7)ファイル変換小物
あとはファイル変換小物を使って、変換データをすべてCFカードなどに移動すれば
OKです。その際の変換方法は「無変換(詳細)」です。
(8)iPAQで閲覧
一応トップページだけはBTRON風に下のような画面にしています(^^;

(9)TiPOとの比較
●良いところ
・それなりに高速に閲覧可能
・ネットワークやPIMはPPCのそれが使えるので、快適
●だめなところ
・編集できない!…テキストファイルなどに記録して、あとで超漢字側に修正を加え
るようにしています。
・いつでもファイルの先頭が開く…当然ですが、仮身を開いた際のファイルの位置
は記憶されません。常にファイルの先頭へのリンクとなるので、それに応じた超漢
字側での運用が必要。
・全文検索ができない…Linux化してNamazuでも動かせばいいのでしょうけど、
そんなに頻度が高くないので、とりあえずPocketWZのグローバル検索でチェック
してます。テキストベースで本文中にはほとんどタグがないので、何とかなってま
す。
と、いうことでまぁそれなりには使えるかなぁ〜という感じです。ふだんはU3も持
ち歩いていますので、さっと閲覧はiPAQ。落ち着いて作業するときはU3で超漢字
というように、U3 + iPAQの組み合わせでやっとTiPOの代わりになっています。
手持ちのTiPOもあちこちおかしくなってきてますので、早く本物のTiPO2出てほ
しいなぁ。
以上、iPAQで「なんちゃって超漢字」でした〜(^^;;

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