フォント置き換えでTiPOを見やすく(2006/01/29)

TiPOの標準フォントである「基本−明朝16」は非常に美しく、とっても良いフォントだと思うのですが、TiPOのバックライトなしモノクロ液晶と相俟って、年齢とともに徐々に常用するのが辛くなってきていました。そんなとき、ふらっとさんのホームページにてTiPOの「えせ縦書き表示」の記事を見つけました。この手法を利用すればぱうフォントなどの視認性の高いフォントをTiPOで使用することができるのではないかと思ったのです。そして、ゆざさん、濱岡さんの助けを借りて、ぱうフォントの1B形式フォントへのコンバート、システムフォント置き換えとあれよあれよと当初の目的を達成してしまいました。実際にぱうフォントをTiPOで使用してみるとその効果は想像以上に劇的で、またまたTiPOが手放せないものとなりました。なお、この記事を参考に行ったフォント置き換え作業によって何らかの問題が生じても自己責任ということでお願い致します。

作業の概要は
1.TiPOで使用したいWindows用のフォントを用意し、「wf2bm」で「JISべたフォントファイル」に変換する。

2.上記フォントをさらに「BFONT」で1B用の書体形式に変換する。

3.TiPOでの置き換え作業をする。
(標準サイズ用16ドットフォントの場合と3/4サイズ用12ドットフォントの場合では置き換え方法が異なります。)

という流れになります。1、2の作業はWindows上での作業となります。

★お気軽にシステムフォントの置き換えを試してみたい方はすでにTiPOで使用可能な形にコンバートした標準サイズ用16ドットサイズのぱうフォントをご用意しましたのでダウンロードの上、の「標準サイズ用16ドットフォントの場合」をご覧になり、導入してみてください。

・・・JISべたフォント形式に

・・・1B用の書体形式に

・・・TiPOでの作業、及び復旧方法

最後になりましたが、素晴らしいフォントを作成され1B形式での公開を許可して頂いたぱう氏、wf2bm作成者の吉澤康介氏、BFONT作成者つくま氏、素晴らしいアイディアを公開されているふらっと氏、システムフォント置換の際にいろいろとご教示下さったゆざさん、濱岡さんに感謝の意を表します。この情報の公開により、皆さんのTiPOがまだまだ活躍することができれば、本当にうれしく思います。


戻る